ダイアリー

日々のこと

無垢フローリングの経年変化

林町にある高陽建設のグループ企業「高陽ホームテクノ」。
その事務所の床は杉無垢フローリングです。

杉無垢は新築の時、こんな色をしています。

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薄いサーモンピンクのような感じですね。
それが、12年経った今...

杉床1-2.jpg

こんな感じになりました。
煎ったコーヒー豆のような、こんがりといい色。

杉床3-2.jpg

杉無垢材は、最初白とピンクの2色の違いがはっきりしていますが
2年経過するころから徐々に違いがなくなってきます。

10年以上経つと、全体的に色の深みを増し、艶も出てきていますね。

無垢木材は使い込むほどに表面が磨耗され、自然なツヤが生まれます。
歩いたり、拭き掃除をしたり...
日々のそうした行動の繰り返しが、深みのある自然な美しいツヤを作り出していきます。

杉床2-2.jpg

杉はやわらかい素材ですので、傷がつきやすいという難点がありますが
無垢材につく傷には、家族の歴史や思い出を感じる味わい深さを感じるといいます。

そして、杉のいいところは何といっても暖かいこと。
先日事務所に来たお客様は、リフォームで床暖房を考えておりましたが
この杉無垢フローリングの上を歩いてみて、

「これなら床暖房は必要ないですね!」

とおっしゃっていました。
経年で表情が味わい深くなっていくのを楽しめる無垢材。
あなたも10年後、20年後の姿を思い描きながら、無垢フローリングの生活を始めてみませんか?