コラム

やわらかな光

201809すだれとムクゲ.jpg

太陽が西に回り、少し傾き始めた頃、
西側の窓の外の、簾(すだれ)の紐をゆるめ、
するすると簾をおろすのが、日課になっています。

年々、夏の暑さが厳しくなり、
エアコンを使う日も、多いのですが、
直射日光をさえぎってくれる簾は、
とても優秀な、暑さ対策アイテム。

室温の上昇を防ぐだけでなく、
簾を通して室内に入る、やわらかな光や、
細いすき間から透けて見える、外の風景が、
涼やかな気分にしてくれるのです。

簾のよいところは、日光を防ぎながら、風を通すこと。
けれど、たとえ窓をしめていても、
夏に簾を下げるのは、いいものです。

カーテンでは、部屋が暗くなってしまいますが、
簾なら、すき間が、おだやかに光を通すので、
電灯をつけなくても大丈夫。

また、植物の茎を、束ねてつくっているので、
色にムラがあり、すき間もランダムです。
そこが、なんとも味わい深く、やさしい感じがします。

上げ下ろしの手間が、ちょっと面倒だと思うかもしれませんが、
毎日の決まり事にしてしまえば、苦にならないもの。

むしろ、太陽の光に合わせて、簾を上げ下げしていると、
自然のリズムで暮らしていると実感して、
ちょっと、うれしい気持ちになります。

201809ゴーヤ.jpg


ナチュラルな遮光といえば、
緑のカーテンもありますね。

「ゴーヤ」、「朝顔」、「風船カズラ」...。
つる性植物にも、いろんな種類が。

厚くて大きな葉っぱをつける「ゴーヤ」、
細くてやわらかな葉の「風船カズラ」など、
それぞれに、個性があります。

緑のカーテンのよさは、遮光するだけでなく、
光を透かした、植物の葉の美しさを、
室内から、眺められること。

ワントーン暗くなった、部屋の中から、
茂った葉っぱを眺めていると、
まるで、木陰にいるような感じがします。

簾や緑のカーテンを通すと、
ギラギラと照り付ける太陽の光も、
やわらかく、やさしい光に。

まだまだ日ざしが強く、暑い日の多い9月。
しばらくは、太陽の様子を見ながら、
簾を上げ下げする日が、つづきそうです。


...soraiでは、お客様の"暮らしに寄り添う家"をご提案しています。
あたたかみのある木や自然素材を中心に、ご希望に合わせた仕様と設計が可能です。
どうぞ、お気軽にご相談ください。