春の庭の球根花

早春の花といえば、何を思い出すでしょうか。
スイセン、ムスカリ、クロッカス...。
太陽の日差しが暖かくなり、陽気に包まれる頃、
庭の地面でいち早く咲くのは、球根花たちです。

今年、最初に咲いたのは、黄色いクロッカスでした。
つづいて早咲きのスイセン、テータテート。
丈が低くてかわいい、これも黄色の花です。

少し前に植え替えた生け垣の下では、
アネモネが、赤や紫、白の花びらを優雅に揺らしています。

球根花のよいところは、狭い場所でも咲いてくれること。
そして種類にもよりますが、一度植えれば、
毎年、花が咲くものが多いことでしょう。

バルブ（球根）にしっかり栄養を蓄えるせいか、
ちょっと過酷に思える場所でも、意外と大丈夫。

水耕栽培で楽しんだ後のヒヤシンスを、
芝生に穴をあけて植えてみたら、
毎年、春に花が咲いて、よい香りを漂わせています。

ベル状の花をつけるスズランスイセンは、とっても丈夫。
コンクリートそばの狭い場所でも、旺盛に茂り、
白くてかわいい花を、たくさん咲かせてくれます。

住宅地では、庭を広くとるのは難しいことも多いですが、
球根花なら、ちょっとしたスペースにも植えられ、
家の周囲に、手軽に花の彩りを添えられますね。

玄関脇のスペースや、シンボルツリーの下などに、
植えておくのもいいものです。

何もない地面から、ある日、緑色の芽が顔を出し、
やがて蕾が膨らんで、花が咲く不思議。
花を見つけた日は、春が来た！と思って、
踊りだしたくなるような、高揚した気分になります。

小さくて可憐な花が好きなら、スノードロップを。
アネモネやヒヤシンスは、華やかな色合いで、
家の周囲が、ぱっと明るくなります。

手間がかからず、秋に植えればすぐ春に楽しめる球根花。
ガーデニングの手始めに、おすすめの植物です。

...soraiでは、お客様の"暮らしに寄り添う家"をご提案しています。
あたたかみのある木や自然素材を中心に、ご希望に合わせた仕様と設計が可能です。
どうぞ、お気軽にご相談ください。